AI議事録ツール比較|主要4製品の機能・精度・料金を徹底比較

「会議の議事録作成に時間がかかりすぎる」「複数の AI 議事録ツールがあるけど、どれが自社に合うのかわからない」「日本語の精度はどう違うのか?」——こうした悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

AI議事録ツールは、会議の音声を自動で文字起こしし、要約・タスク抽出まで行う新しい業務支援ツールです。働き方改革・残業削減の流れもあって、急速に導入企業が増えています。

本記事では、主要なAI議事録ツール4製品を比較し、用途別のおすすめを解説します。

AI議事録ツールが注目される背景

従来、議事録作成には多くの時間がかかっていました。1時間の会議に対して、議事録作成に1〜2時間かかることも珍しくありません。これが、AI 議事録ツールの登場で大きく変わりつつあります。

議事録作成時間の大幅短縮

AI が自動で文字起こしと要約を行うため、議事録作成時間が90%以上削減される事例も報告されています。担当者は最終チェックと修正だけで済みます。

会議への集中度向上

「メモを取ること」から解放され、議論そのものに集中できるようになります。発言の質や決定の精度が上がる効果も期待できます。

後から検索・再利用できる

テキスト化された議事録は検索可能になるため、過去の議論を素早く参照できます。「あの時、何を決めたっけ?」という確認が瞬時に終わります。

多言語対応で海外会議にも

多言語対応のツールなら、海外メンバーとの会議も自動で文字起こし・翻訳されます。グローバル企業での活用が進んでいます。

主要AI議事録ツール4製品の概要

主要AI議事録ツール4製品の機能比較表

Notta

米国発の多言語対応に強いAI議事録ツール。日本語、英語、中国語など50以上の言語に対応し、リアルタイム文字起こしも可能です。Zoom、Teams、Google Meet との連携もスムーズで、汎用性の高さが評価されています。

tl;dv

ドイツ発のZoom・Google Meet 完全統合型のAI議事録ツール。会議に AI が「参加」して、自動で録画・文字起こし・要約を生成します。AI による高度な要約・タスク抽出が特徴で、海外チームとの会議に向いています。

toruno

株式会社リコーが提供する日本語精度に特化したAI議事録ツール。日本企業の会議に多い専門用語、固有名詞、業界用語にも強く、国内の社内会議での評価が高いです。

AmiVoice ScribeAssist

株式会社アドバンスト・メディアが提供する専門業界向けの音声認識ソリューション。医療、法務、議会など、専門用語の精度が極めて高いのが特徴。業界別の辞書搭載や、高度なカスタマイズが可能です。

機能比較

文字起こし精度

  • 専門用語: AmiVoice ScribeAssist > toruno > Notta > tl;dv
  • 日本語の自然な会話: toruno > AmiVoice > Notta > tl;dv
  • 英語・多言語: tl;dv > Notta > AmiVoice > toruno

要約機能

4製品とも AI 要約機能を備えていますが、tl;dv の要約品質と柔軟性は特に高い評価を得ています。会議全体の要約だけでなく、決定事項、アクションアイテム、議論ポイントなどを構造的に整理してくれます。

多言語対応

  • Notta: 50以上の言語に対応
  • tl;dv: 30以上の言語に対応
  • toruno: 主に日本語
  • AmiVoice ScribeAssist: 主に日本語(英語対応もあり)

料金プラン比較

各製品の料金目安(2026年4月現在)。

  • Notta: 無料プランあり、有料プランは月額約 $14.99〜
  • tl;dv: 無料プランあり、有料プランは月額 $20〜
  • toruno: 無料トライアルあり、有料プランは月額1,650円〜
  • AmiVoice ScribeAssist: 法人向け個別見積もり(無料プランなし)

無料プランで試せる製品が多いので、実際の会議で精度を確認してから本格契約するのが基本です。

用途別おすすめ

AI議事録ツールの規模別選定フロー

医療・法務など専門業界

AmiVoice ScribeAssist。専門用語の認識精度が圧倒的に高く、業界別辞書も用意されています。コンプライアンス要件が厳しい業界で広く採用されています。

海外メンバーとの会議が多い企業

tl;dv。多言語対応と高度な要約機能で、グローバルチームでの活用に向いています。Zoom や Meet との完全統合も使いやすいポイント。

日本語精度を最重視する企業

toruno。日本企業の会議特有の口語表現や専門用語を高精度で認識します。リコー社製ということで、エンタープライズ品質を期待する企業にも安心です。

汎用的に使いたい・コスト重視

Notta。多言語対応と幅広いツール連携、無料プランからの導入のしやすさが魅力。スタートアップから中小企業まで広く採用されています。

まとめ

AI議事録ツールは、業務効率化の強力な武器になります。会議の文字起こし・要約・検索が自動化されることで、議事録作成の負担が大幅に軽減され、本来の業務に集中できる時間が増えます。

  • 専門業界 → AmiVoice ScribeAssist
  • 海外との会議 → tl;dv
  • 日本語精度重視 → toruno
  • 汎用・多言語・コスト重視 → Notta

多くのツールが無料プランやトライアルを提供しているため、実際の会議で複数試して精度を比較するのが、自社にフィットするツールを見つける一番の方法です。AI 議事録ツールを上手く活用して、会議の生産性を一段引き上げていきましょう。

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